吉福伸逸の言葉

トランスパーソナル心理学を超えて追求した真のセラピーとは?

アシスタント4人で書きました

 去年2015年、「吉福伸逸の言葉」という本を4人で共同執筆しました。

セラピストの向後善之さん、新倉佳久子さん、

音楽家のウォン・ウィンツァンさん、それとぼくの共著です。

 

内容は吉福さんのセラピー理論、セラピーの要素、セラピーのコツ、、

また、吉福さんが語ったことなどを、体験談を交えてととてもわかりやすく書いてあります。

 

といっても、この本はセラピストやカウンセラー向けというだけではなく、

どなたが読んでも、さまざまな角度から生きるヒントが得られると思います。

 

 

吉福伸逸って?

吉福さんを知らない方も多いと思うので簡単にご紹介すると、

吉福伸逸(よしふく・しんいち 1943年-2013年)さんは

心理療法のセラピスト、著述家、翻訳家です。

 

1970年代にニューエイジ、ニューサイエンス、トランスパーソナル心理学といった、

今では当たり前のように普及している情報、学問分野を日本へ

最初にもたらした人として知られています。

 

この本は、現代の知の巨人であり、またセラピストとして

多大な影響を与えたこんな吉福さんの言葉の宝庫です。

 

 

推薦文と好評をいただいたレビュー

帯に、精神科医の藤田博史先生からこんな推薦文をいただきました。

「脳・情動・存在・関係性という重層するこころの四つの力のレベルを見据えて、全人的かつ

即興演奏的におこなわれた究極のセラピー理論を、直弟子たちが心を込めて忠実に書き下ろした

吉福ワールド最善の入門書である」

 

またAmazonにはこんな好意的な読者レビューがありましたので紹介します。

【漠然と自分が信じている世界について問い直すよい機会になる本】

 

【直弟子たちが執筆していることと、この弟子たちの誠実さ、

いわゆる誇張のない表現により、会ったことのない吉福氏の

人間味が伝わってくる。専門性が強く濃厚な内容であるが、読みやすい】

 

ちなみにぼくが吉福さんと出会ったのは、1970年代後半。

吉福さんが教えていたサンスクリット語講座に参加したときでした。

20数年を経て再会して以後、晩年の10年にわたり吉福さんの

グループセラピーの現場を体験しアシスタントを務めました。

 

もしご興味を持っていただきましたらご一読を。

こちらもどうぞ 》吉福伸逸のプロフィールⅠ

 

 

 

共著者のプロフィール

■向後 善之

CIIS(カリフォルニア統合学大学院)で統合カウンセリングを専攻。サンフランシスコ市営のRAMS(Richmond Area Multi-Services)他でカウンセラーとして勤務。現在、アライアント国際大学/臨床心理学大学院東京サテライトキャンパスで臨床心理学を教えている。著書に「人間関係のレッスン(講談社新書)」「わかるカウンセリング(コスモスライブラリー)」「カウンセラーへの長い旅―四十歳からのアメリカ留学(コスモスライブラリー)」 など多数。アライアント国際大学 》》》  

 

■ウォン・ウィンツァン

ピアニスト、作曲家

19歳からプロとして演奏。87年 瞑想の体験を通して自己の音楽の在り方を確信し、90年 ピアノソロ活動開始。92年 サトワミュージック発足、「フレグランス」はロングセラー。以後アルバム24枚を発表、最新盤は「月の音階」。NHK「家族の肖像」BShi「九寨溝」、現在放送中のNHK「にっぽん紀行」 Eテレ「こころの時代」のテーマでも知られる。超越意識で奏でる透明な音色で「瞑想のピアニスト」と呼ばれる。2005年から吉福伸逸氏のWSに参加、インストラクションを受ける。サトワミュージックへ 》》》

 

■新倉/佳久子

臨床心理士。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)心理学科学士号。ペパーダイン大学大学院心理学修士課程修了。帰国後、心療内科勤務を経て、東京・恵比寿のカウンセリングオフィス「ハートコンシェルジュ」でカウンセリングを行っている。東京都スクールカウンセラー、私学スクールカウンセラー、区の保健センターで思春期家族教室の講師を兼務。産業領域においては、産業医を中心としたメディカルチームの一員として中東、東南アジア、オセアニア諸国で働く海外駐在員のメンタルヘルスケアにも携わっている。ハートコンシェルジュ 》》》

 

 

アウェアネスアート®研究所 主宰 新海正彦