アウェアネスアート~アート編

アートが真理をかたちにする

アウェアネスアートは造語です

 私たちの取り組みを表現する言葉としてつくりました。

アウェアネスは気づくこと、目覚めること。

アウェアネスアート®は、目覚めるアート、気づくアートという意味です。

気づくこと、目覚めることについては、【アウェアネス編】をご覧ください。

「世界を違う角度から眺めてみる」ということについて書いています。

 

アートの本質~哲学的にみると

アートは今どこでも聞かれる言葉です。

ネイルアート、田んぼアートなど新たな使い方がどんどん広がっています。

 

そこであらためて、「アート」とはいったい何なのでしょうか?

 

極論するとアートは「ある精神をカタチにする技術」ではないでしょうか。

 

たとえば絵画や彫刻などの作品は物理的なカタチ、

言いかえると精神をモノ化したものといえます。

 

音楽、演劇やダンスなどのパフォーマンス、映像作品などは

物理的なカタチにしているわけではない。

なのでこれらは精神をコト化した作品、といえるでしょう。

 

といっても現在、アートの最先端ではモノ化、コト化は

ジャンルを跳び越えてミックスされ、

さまざまな表現方法が日々うまれています。

 

 

アートとは何かについて別の角度からみてみると、

これも極論ですが、哲学者ジル•ドゥルーズはこう言っています。

「アートが存在するとするならば、それはクリシェ(常とう表現)の批評である」

 

「芸術を理解するとは、自分の境界を広げる過程で成長すること」

こちらは思想家のケン・ウィルバーのことばです。

 

となれば、作品を作る側も見る側も、つねにいままでの概念、見え方を

あらたにしていくプロセスそのものがアートであるといえるかもしれません。

 

 

●アートは真理の究明

ただ、ここでひとつ重要な事実を提示しておくと、

アートはそもそも、「芸術」という一つのジャンルのことではありません。

古来、 アートは未分化なもので、宗教や科学もアートに含まれていました。

たとえば中世以前の西洋音楽は、真理を究明する鍵であると考えていました。

アートは人間が真理を究明する営みそのものといえるかもしれません。

 

アートを「ある精神をカタチにする技術」と極論したのは、

それがこれらの芸術以外のアートにも通底するものは何かと考えたからです。

 

アウェアネスアート®研究所は人の意識の本質とはたらきを探求しています。

 

こうした領域は言葉だけでは説明できないことが多いので、

私たちは「説明する」のではなく、「表現する」というカタチをとることにしました。

 

アウェアネスアート®研究所は

そうした「表現する場」をTheディープ座という形で展開しています。

 

Theディープ座は知性、感性、あるいは野生を刺激する

知的めまいが快感に変わる~Theディープ座はコチラ  》

 

アウェアネスアート®研究所 主宰 新海正彦